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Core Ultra 7 270K Plusを実際に使ってみた|5万円前後ならかなり強い。ゲームだけならX3Dも見たい

Intel Core Ultra 7 270K Plusの実機レビュー。Cinebench R23の10分テスト、200S Boostの使用感、作業性能・ゲーム性能・買い時を用途別に整理します。

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作業性能はフラッグシップ級。価格はかなり現実的。

Intel Core Ultra 7 270K Plusを実際に購入して、しばらく使ってみました。

先に結論を書くと、

5万円前後で買えるなら、かなりコストパフォーマンスの高いCPUです。

Cinebench R23では、特別なチューニングをしていない状態で10分テストを完走して43,090pts

さらに面白いのが、上位モデルのCore Ultra 9 285KやRyzen 9 9950Xと比べても、作業性能ではかなりいい勝負をすること。

ただし、弱点もあります。

ゲーム性能だけを最優先するならRyzen X3D系。
将来CPUだけ交換して長く使いたいならAM5も魅力的。

270K Plusは「何でも一番」というCPUではありません。

でも用途が合えば、かなりおいしい一台です。



Core Ultra 7 270K PlusってどんなCPU?

Core Ultra 7 270K Plusは、Intel Core Ultra 200S Plusシリーズの上位モデルです。

主なスペックはこちら。

項目Core Ultra 7 270K Plus
P-Core8コア
E-Core16コア
合計24コア / 24スレッド
最大クロック5.5GHz
Smart Cache36MB
Processor Base Power125W
Maximum Turbo Power250W
メモリDDR5-7200まで
ソケットLGA1851

Intel公式仕様でも、8P-Core+16E-Coreの24コア構成になっています。

ここで注目したいのがCore Ultra 9 285K。

実は285Kも、8P-Core+16E-Core、24コア、36MBキャッシュというかなり近い構成です。

最大クロックなどの違いはありますが、270K Plusは名前から想像する以上に上位寄りのCPUです。


実機でCinebench R23を10分回してみた

※図は実測結果をもとにした説明用イラストで、Cinebenchの画面キャプチャではありません。

今回の実機では、組み上げ後にCinebench R23を使ってCPU性能を確認しました。

結果は、

43,090 pts

一発だけ回した数字ではなく、Cinebench R23の10分テストを完走した結果です。

しかもこのときは、まだメモリ設定を詰める前。

DDR5-6400へ変更する前の、比較的素の状態でした。

測定環境

  • CPU:Intel Core Ultra 7 270K Plus
  • CPUクーラー:Corsair AR360
  • メモリ:DDR5 64GB
  • メモリ設定:チューニング前の定格設定
  • Intel 200S Boost:OFF
  • Cinebench R23:10分テスト
  • Multi Core:43,090pts

Cinebench R23はCPUのレンダリング性能を見るベンチマークなので、この数字だけでゲーム性能まで判断できるものではありません。

それでも、CPUへ継続的に負荷をかけた10分テストで4.3万点を超えたのは、実際に使っていても納得できる性能でした。


メモリを6400にしても、劇的には伸びなかった

その後、メモリをDDR5-6400まで上げて使ってみました。

ただ、その頃にはNortonなどの常駐ソフトも入っていたため、完全に同条件では比較できません。

少なくとも、

「メモリを6400にしたらCinebenchが一気に跳ねた!」

という感じではありませんでした。

逆に言えば、270K Plusは細かく設定を詰めなくても最初からかなり速いCPUだと思います。


Intel 200S Boostも試した。でも私はOFFに戻した

対応環境だったので、Intel 200S Boostも試しています。

結論としては、

私の環境では、性能の伸びに対して安定性のメリットを感じにくかったのでOFFに戻しました。

ベンチマークの数字は多少変化しましたが、

「これは絶対ONにしておきたい!」

と思うほど大きな差ではありませんでした。

一方で、メモリ設定なども含めてシステムの安定性には不安が出たため、最終的には通常設定を選びました。

結局のところ、

通常状態ですでに十分速い。

これが270K Plusを実際に使った印象です。


Core Ultra 9 285Kと、そんなに差がないどころか……

※図の相対差は270K Plusが比較主体です。CPUの外観は説明用イメージです。

270K Plusが面白いのはここです。

Tom’s Hardwareが同一テスト環境で行ったマルチスレッドのアプリケーション性能総合では、270K Plusは、

  • Core Ultra 9 285Kを7.7%上回る
  • Ryzen 9 9950Xとの差は1.2%(270K Plusが下)

という結果になっています。

※この「+7.7%」「-1.2%」はCinebench単体の差ではなく、Tom’s Hardwareのマルチスレッド・アプリケーション性能の総合結果です。

もちろん、

「270K Plusはすべての処理で285Kや9950Xより速い」

という意味ではありません。

アプリによって得意不得意はありますし、処理によって順位も変わります。

それでも、

Core Ultra 7なのに、作業性能ではIntelのフラッグシップ級。
Ryzen 9 9950Xともかなり近いところで戦える。

という270K Plusの立ち位置は、かなり面白いです。

そこへ実売価格まで含めて考えると、コストパフォーマンスの良さが見えてきます。



ゲームだけが目的なら、X3Dを見た方がいい

270K Plusでもゲームは十分楽しめます。

ただし、

CPU選びの目的がほぼゲームだけ

なら、Ryzen X3Dシリーズも必ず比較した方がいいです。

3D V-Cacheを搭載したX3D系は、特にCPU性能が効きやすい高FPS環境で強力です。

そのためMeluviでは、ざっくりこう考えます。

🎮 ゲーム性能最優先

Ryzen X3D系

高リフレッシュレート環境でFPSを詰めたいならこちら。

🖥️ ゲーム+重い作業

Core Ultra 7 270K Plus

動画編集、エンコード、レンダリング、開発、複数処理なども含めてCPUを使うならかなり魅力的です。

🧰 ゲームはするけど、PCを色々な用途で使う

これも270K Plusとの相性はかなりいいと思います。


最大の弱点はLGA1851

ここは270K Plusをおすすめする上で、避けて通れません。

ソケットはLGA1851です。

270K Plusそのものの性能にはかなり満足していますが、

「数年後にCPUだけ新世代へ交換したい」

という使い方を重視するなら、AMDのAM5は魅力的です。

つまり、

今のCPUだけで完成させるなら270K Plusは強い。
将来CPUだけ載せ替えることまで考えるならAM5には明確なメリットがある。

ここは購入価格だけではなく、数年先まで考えて決めたいところです。


じゃあ、いくらなら買い?

ここはMeluviなので、性能だけではなく価格から考えます。

※以下の価格帯は買い時を考える目安であり、現在の販売価格やポイント還元を保証するものではありません。

6万円台

性能そのものは十分。

ただ、この価格ならAMDを含めて他の選択肢もしっかり比較したいところ。

5万円台前半

かなり有力。

ゲーム以外の作業もするなら、コストパフォーマンスの良さが見えてきます。

実質5万円前後

かなり強い。

フラッグシップ級の作業性能まで考えると、積極的に候補へ入れたい価格です。

実質4万円台

用途が合えば「買っていい」と言いやすい価格。

Yahoo!ショッピングなどでは、週末キャンペーン・クーポン・ポイント還元が重なって、実質価格がここまで下がることがあります。

Yahoo!ショッピングなどのポイント還元は、利用状況によって条件や付与上限が変わります。

Meluviでもセール情報を紹介しますが、最後は購入画面に表示される条件も確認してみてください。


270K Plusはこんな人におすすめ

おすすめしやすい人

  • 動画編集・エンコードなどもする
  • 開発や重い処理をする
  • 複数の作業を同時に動かす
  • ゲームも十分遊べればいい
  • 5万円前後でできるだけ高いCPU性能が欲しい
  • CPUを何度も載せ替えず、その構成を長く使う

反対に、

別のCPUも検討したい人

  • とにかくゲームFPS最優先 → X3D系
  • 数年後にCPUだけ交換したい → AM5が魅力
  • 軽い作業しかしない → もっと安いCPUでも十分

という感じです。


結論:この価格で、ここまで速いの?

Core Ultra 7 270K Plusを実際に買って使ってみましたが、

「この価格で、ここまで速いの?」と思うくらい、270K PlusはコスパのいいCPUでした。

メモリ設定を詰める前でも、Cinebench R23の10分テストで43,090pts

Intel 200S Boostも試しましたが、最終的には安定性を優先して通常運用へ戻しました。

それでも性能に不満はありません。

Tom’s Hardwareの同一環境テストでは、マルチスレッドのアプリケーション性能総合でCore Ultra 9 285Kを7.7%上回り、Ryzen 9 9950Xにも1.2%差まで迫っています。

Core Ultra 9 285Kと比べても作業性能で大きく見劣りせず、Ryzen 9 9950Xとも勝負できる。
それを5万円前後、セール次第では実質4万円台で狙える。

ここが270K Plusの一番面白いところです。

一方で、

ゲームだけならX3D。
将来のCPU交換まで考えるならAM5。

この2点はしっかり考えたいところ。

それを理解した上で、

ゲームもする。
作業もする。
高性能CPUが欲しい。
でもフラッグシップ価格までは払いたくない。

そんな人には、270K Plusはかなり面白い選択肢です。


Meluviでは、270K Plusが「買っていい」価格まで下がった時はXでもお知らせします。

価格だけではなく、自分の使い方に合うのか。

そこまで含めて、買うかどうかを考えていきます。

参考資料

出典確認日:2026年9月13日。実機の測定結果・使用感と、他媒体の比較結果は分けて紹介しています。

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選び方を知ったら、買う条件も確かめよう。

商品の良さと、今の価格で買う理由。Meluviは、その両方を大切にします。