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SSDとは?HDDとの違いや容量・NVMe・SATAの見方を初心者向けに解説

SSDとHDDの違いから、500GB・1TB・2TBの容量、2.5インチSSDとM.2 SSD、NVMe・SATA、PCIe Gen4・Gen5まで、ストレージ選びの基本を初心者向けにやさしく解説します。

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パソコンのデータを保存する場所には、主にSSDHDDがあります。

SSDはデータの読み書きが速く、Windowsの起動やアプリ・ゲームの読み込みを速くしやすいストレージです。

HDDからSSDへ変えると、パソコンの起動時間やアプリを開く速さなど、普段の操作から違いを感じやすいのが大きな特徴です。

一方、HDDはSSDより読み書き速度は遅いものの、容量あたりの価格が比較的安くなりやすく、写真・動画・バックアップなどの大容量保存に向いています。

現在のPCでは、WindowsなどのOSや普段使うソフト、ゲームは速度の速いSSDへ入れるのが一般的です。

そして、大量のデータを保存したい場合は、SSDとHDDを組み合わせる方法もあります。

この記事では、SSDとHDDの違いから、SSDの容量、2.5インチSSDとM.2 SSD、NVMe・SATA、PCIe Gen4・Gen5などの見方まで、初心者向けに見ていきます。

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そもそもSSDって何?

SSDは、パソコンのデータを保存しておくストレージのひとつです。

たとえば、

  • WindowsなどのOS
  • アプリ
  • ゲーム
  • 写真
  • 動画
  • 書類

などがSSDに保存されています。

メモリが「今使っているデータを一時的に置く場所」なのに対して、SSDは電源を切ってもデータを残しておく場所です。

SSDとHDDは何が違う?

SSDとHDDは、どちらもデータを保存するためのストレージですが、特徴が違います。

SSDとHDDの違いを比較する図解イラスト画像を大きく見る
SSDHDD
読み書き速度速いSSDより遅い
普段の体感起動や読み込みが快適になりやすい比較的遅く感じやすい
動作音ほぼない回転音などがある
可動部ないある
容量あたりの価格高くなりやすい安くなりやすい
得意な用途OS・アプリ・ゲームなど大量データ・バックアップなど

現在のPCでは、OSや普段使うソフトをSSDへ入れるのが一般的です。

HDDからSSDへ変更すると、

  • Windowsの起動
  • アプリの起動
  • ファイルの読み込み
  • ゲームのロード

など、普段使う場面から違いを感じやすくなります。

一方で、

  • 写真や動画を大量に保存したい
  • バックアップ用の保存先がほしい
  • コストを抑えて大容量を確保したい

といった用途ではHDDも便利です。

SSDにはどんな種類があるの?

SSDにはいくつかの形がありますが、まず覚えたいのは、

  • 2.5インチSSD
  • M.2 SSD

の2つです。

M.2 SSD、2.5インチSSD、HDDの見た目と違いを紹介する図解画像を大きく見る

2.5インチSSD

2.5インチSSDは、箱型のSSDです。

デスクトップPCでは主にSATAケーブルなどを使って接続します。

ノートPCやデスクトップPCのどちらでも使われてきた、比較的分かりやすい形のSSDです。

M.2 SSD

M.2 SSDは、細長い基板のような形をしたSSDです。

対応するマザーボードやノートPCのM.2スロットへ直接取り付けます。

最近のPCでは、このM.2 SSDをよく見かけます。

M.2 SSDをマザーボードへ取り付ける位置とイメージを説明する図解画像を大きく見る

500GB・1TB・2TBはどう違う?

SSD選びで最初に確認したいのが容量です。

容量が大きいほど、より多くのアプリやゲーム、写真、動画などを保存できます。

500GB、1TB、2TB以上の容量イメージを紹介する図解画像を大きく見る

500GB|軽い用途を中心に使う

500GBは、

  • Web・Office中心
  • 保存するデータが少ない
  • ゲームをあまり入れない
  • クラウドや外付けストレージを活用する

といった使い方なら選択肢になります。

ただしWindowsやアプリもSSD容量を使うため、ゲームを何本も入れたり、動画を保存したりすると余裕が少なくなりやすい容量です。

1TB|普段使いからゲームまで選びやすい

1TBになると、

  • Windows
  • 普段使うアプリ
  • 写真や書類
  • 複数のゲーム

などを保存しても、500GBより余裕を持ちやすくなります。

「どのくらい必要かまだ分からないけれど、ある程度余裕がほしい」という場合にも選びやすい容量です。

2TB|ゲームや大きなデータを多く保存しやすい

2TBあれば、

  • ゲームを多くインストールする
  • 写真や動画をたくさん保存する
  • 動画編集をする
  • 大きなデータを扱う

といった使い方でも余裕を持ちやすくなります。

ゲームやクリエイティブ用途では1TBでは足りなくなる人もいるため、長く使うことを考えて2TBを選ぶ方法もあります。

4TB以上|大量のデータをSSDへ置きたい人向け

4TB以上のSSDもあります。

ゲームを非常に多く保存したい場合や、大容量の写真・動画データを高速なSSD上で扱いたい場合に便利です。

ただし容量が増えるほど価格も高くなります。

そのため、

よく使うデータはSSD
長期保存やバックアップはHDD

のように分ける方法もあります。

WindowsやアプリもSSD容量を使う

SSDの容量は、自分で保存する写真やゲームだけに使われるわけではありません。

Windowsをインストールすると、

  • Windows本体
  • 更新ファイル
  • 回復用データ
  • 一時ファイル
  • アプリ
  • キャッシュ

などでも容量が使われます。

そのため、SSDの容量ぎりぎりまでゲームやデータを詰め込む前提ではなく、ある程度の空き容量を残して使う方が扱いやすくなります。

SSDの空き容量が少なくなるとどうなる?

SSDの空き容量がほとんどなくなると、

  • Windows Updateができない
  • アプリやゲームを更新できない
  • 一時ファイルを作れない
  • ファイルを保存できない

といった問題が起きることがあります。

またSSDは、空き領域を使いながら内部でデータを管理しています。

そのため、空き容量が極端に少ない状態では性能に影響する場合もあります。

容量ぎりぎりまで使い切る前提ではなく、ある程度の余裕を持たせて使いましょう。

SATA SSDとNVMe SSDって何?

SSDでは、

  • SATA SSD
  • NVMe SSD

という言葉をよく見かけます。

SATA SSDとNVMe SSDの違いをやさしく比べる図解画像を大きく見る

SATA SSD

SATA SSDは、SATAという接続方式を利用するSSDです。

2.5インチSSDでよく使われています。

HDDからSATA SSDへ変更すると、Windowsやアプリの起動など、普段の操作から大きな違いを感じやすい場合があります。

NVMe SSD

NVMe SSDは、PCI Expressを利用して高速にデータをやり取りするSSDです。

現在のPCでは、M.2 NVMe SSDをよく見かけます。

一般的な2.5インチSATA SSDより、スペック上の読み書き速度がかなり高い製品が多いのが特徴です。

ただし、数字が何倍も速いからといって、Windowsの起動やすべてのアプリがその倍率で速くなるわけではありません。

大きなデータを読み書きする作業などでは、その速さを活かしやすくなります。

「M.2=NVMe」ではない

ここはSSDで特に混同しやすいポイントです。

M.2は、形や取り付け方法に関する規格です。

そのため、

M.2だから必ずNVMe SSD

というわけではありません。

M.2の形をしたSATA SSDもあります。

つまり、

  • M.2 → 主に形・取り付け方法を見る言葉
  • SATA / NVMe → データをやり取りする方式を見る言葉

と考えると分かりやすいです。

PCIe Gen4・Gen5って何?

NVMe SSDを見ると、

  • PCIe Gen3
  • PCIe Gen4
  • PCIe Gen5

などの表記があります。

これはSSDがデータをやり取りするときに使うPCI Expressの世代です。

新しい世代ほど、規格としてより高い転送速度に対応できます。

そのため高速なNVMe SSDでは、Gen4やGen5といった表記をよく見かけます。

ただし、

Gen5なら、どんな作業でもGen4より大幅に速く感じる

というわけではありません。

大きなファイルを連続して読み書きする作業では速度差を活かしやすい一方、Windowsの起動や普段の操作、ゲームの読み込みなどでは、スペック上の転送速度ほど大きな体感差にならないこともあります。

Gen5 SSDをGen4対応スロットに付けたら?

PCIe Gen5対応のNVMe SSDをGen4対応のM.2スロットへ取り付けても、基本的には使用できます。

ただし、その場合はGen5本来の速度ではなく、Gen4側の対応範囲に制限されて動作します。

そのためSSDを購入するときは、

  • PCやマザーボードが対応するPCIe世代
  • NVMeに対応しているか
  • M.2のサイズ

なども確認しましょう。

PCIe Gen4とGen5の違いと互換の考え方を説明する図解画像を大きく見る

「読み込み7000MB/s」なら全部速くなる?

SSDの商品ページでは、

最大読み込み 7,000MB/s

のような数字を見ることがあります。

これはSSDの速度を見るうえで参考になる数字ですが、パソコンのすべての動作がその速度になるわけではありません。

SSDの使い方には、

  • 大きなファイルを連続して読む
  • 小さなファイルをたくさん読む
  • アプリを起動する
  • ゲームのデータを読み込む

など、いろいろなパターンがあります。

そのため、

最大読み込み速度が2倍なら、Windowsやゲームも2倍速く起動する

というわけではありません。

初心者のうちは、速度の数字だけでなく、自分がどんな用途でSSDを使うのかを見る方が大切です。

ゲームではSSDの速度はどこまで必要?

ゲームでは、HDDからSSDへ変更することで読み込みが速くなる場合があります。

一方、すでに十分高速なSSD同士を比べる場合は、最大転送速度の差がそのままロード時間の差になるとは限りません。

ゲーム用SSDを選ぶときは、

  • 必要な容量
  • ゲームが要求するストレージ
  • PCが対応するSSD
  • 実際のゲームでの読み込み性能

を見るのがおすすめです。

デスクトップでは対応するスロットを確認

SSDをデスクトップPCへ増設する場合は、PCやマザーボードが対応している接続方式を確認します。

たとえば、

  • 2.5インチSATA SSDを接続できるか
  • M.2 SSDを取り付けられるか
  • M.2スロットがSATA対応かNVMe対応か
  • PCIe Gen4やGen5に対応しているか

などです。

M.2スロットがあっても、対応する規格が異なる場合があります。

マザーボードやPCの仕様を確認してからSSDを選びましょう。

M.2 2280って何?

M.2 SSDでは、

2280

という数字をよく見かけます。

これはSSDの大きさを表しています。

一般的なM.2 2280は、

幅22mm・長さ80mm

のSSDです。

ほかのサイズもあるため、特にノートPCや小型PCでは対応サイズを確認しましょう。

高速SSDでは冷却も確認

高速なNVMe SSDは、動作中に熱を持つことがあります。

そのため、マザーボードにはSSD用のヒートシンクが付いているものもあります。

特に高性能なSSDを長時間使う場合は、冷却状態によって性能が変化することがあります。

ただし、必要以上に大きなSSDクーラーを付ければ速くなるというものではありません。

まずはマザーボードやSSDメーカーが想定している使い方を確認しましょう。

ノートPCのSSDは交換・増設できる?

ノートPCでは、SSDを交換・増設できる機種もあれば、ユーザーによる交換を想定していない機種もあります。

また、

  • M.2スロットの数
  • 対応するSSDサイズ
  • 対応する規格
  • 分解による保証への影響

なども機種によって異なります。

「容量が足りなくなったらあとでSSDを増やそう」と考えている場合は、購入前に増設できるか確認しておくと安心です。

内部へ増設できないなら、外付けストレージも選択肢

ノートPCでSSDの交換や増設が難しい場合は、外付けSSDや外付けHDDを使う方法もあります。

USBなどで接続できるため、

  • 写真や動画
  • 書類
  • バックアップ
  • あまり頻繁に使わないデータ

などの保存先として利用できます。

外付けSSDなら、外付けHDDより高速な製品もあります。

ただし、接続するUSB端子などの速度によって、外付けSSD本来の性能を出せない場合もあります。

結局、どのストレージを選べばいい?

ストレージ選びでは、

一番速いSSDを探すことより、自分に必要な容量と用途に合った構成を選ぶこと

が大切です。

使い方ストレージの考え方
Web・Office中心SSD 500GB〜1TBが目安
普段使いSSD 1TBが選びやすい
複数のゲームSSD 1TB〜2TB以上を検討
動画・写真を多く保存SSD 2TB以上、またはHDD併用も便利
大量データの長期保存HDDとの併用も選択肢
ノートPC容量に加えて交換・増設できるか確認。難しければ外付けも検討

必要な容量は人によってかなり違います。

今使っているPCがある場合は、現在どのくらいストレージを使っているかを見るのも参考になります。

最初に見るなら、この4つ

SSDやHDDの仕様にはたくさんの項目があります。

でも、初心者のうちから全部覚える必要はありません。

まずは、

  1. 容量は何GB・何TBか
  2. SSDかHDDか
  3. SSDならSATAかNVMeか
  4. PCが対応する規格・サイズか

この4つから確認してみましょう。

その中でも最初に優先したいのは、必要なデータを保存できる容量があることです。

ストレージ選びで最初に見る4つのポイントをまとめた図解画像を大きく見る

次はマザーボードを見てみよう

SSDまで分かってきたら、次はCPU・メモリ・SSD・GPUなどをつなぐ土台になるマザーボードを見ていきます。

マザーボードの記事では、

  • CPUとの対応
  • メモリとの対応
  • M.2スロット
  • 拡張スロット
  • USBなどの端子
  • デスクトップPCでの選び方

などを初心者向けに見ていきます。

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NEXT STEP

選び方を知ったら、買う条件も確かめよう。

商品の良さと、今の価格で買う理由。Meluviは、その両方を大切にします。