Windows 11で「ファイル履歴」を使っている人は確認|9月更新後、一部でバックアップできない不具合
Windows 11の2026年9月更新後、一部のPCで「ファイル履歴」のバックアップを新しく作成・更新できない不具合が案内されています。自分に関係があるか、どこを確認するか、止まっていたらどうするかを順番に紹介します。
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まず結論:外付けHDDなどにWindowsの「ファイル履歴」でバックアップしている人は確認を。
Windows 11の2026年9月更新後、一部のPCで「ファイル履歴」のバックアップを新しく作成・更新できない不具合が案内されています。
ファイル履歴を使っていない人は、今回の不具合についての確認は不要です。 使っている人は、バックアップが最近も保存されているか見てみましょう。
この記事では「自分に関係ある?」「どこを見ればいい?」「止まっていたらどうする?」の順に紹介します。情報は2026年9月21日時点です。
※トップ画像はイメージです。イラスト内の画面は実際のWindows画面とは異なります。
① 自分に関係ある?「ファイル履歴」を使っている人が対象
ファイル履歴は、写真や書類などを、外付けHDD・SSDなどへ定期的にコピーしておくWindowsの機能です。うっかりファイルを消したときなどに、保存しておいたコピーから戻すために使います。
今回確認してほしいのは、Windows 11で、この機能を使ってバックアップしている人です。外付けHDDを使っているだけで、全員が対象になるわけではありません。
「自分が使っているか分からない」という場合も、次の画面を開くと、利用状況や保存先を確認できます。
② どこを見ればいい?前回のバックアップの日付を確認
- バックアップ用の外付けHDD・SSDをPCにつなぎます。
- スタートメニューの検索欄に「コントロール パネル」と入力して開きます。
- システムとセキュリティ → ファイル履歴の順に開きます。
- 前回のバックアップ日時が最近の日付になっているか確認します。
コントロール パネルがアイコンの一覧になっている場合は、その中の「ファイル履歴」を開いてください。ネットワーク上の保存先を使っている人は、その保存先につながる状態で確認しましょう。
日付が止まっていたり、「ドライブを再接続してください」と表示されたりする場合は、今回の不具合が関係している可能性があります。ただし、ドライブが外れている場合などにも同じ表示が出るため、これだけで原因は断定できません。
③ 止まっていたら?大切なファイルを別にコピーしておこう
まずは保存先の接続を確認します。「今すぐ実行」が使える場合は実行し、完了後に日付が更新されるか、エラーが残っていないかを見てください。
それでも新しく保存できない場合は、大切な写真や書類を、手動で別の場所にもコピーしておきましょう。
- 別の外付けHDD・SSDなど、安全な保存先に「大事なファイル_2026-09-21」のようなフォルダーを作ります。
- 残しておきたいファイルを、そのフォルダーへコピーします。元のファイルは移動せず、残しておきます。
- コピー先のファイルを開き、保存できているか確認します。
以前からあるファイル履歴の保存フォルダーは、削除・上書きしないようにしてください。すでに別のバックアップソフトを使っている人は、そちらで最新の保存が完了しているか確認する方法もあります。
Microsoftは、今後のWindows更新での解決に取り組んでいると案内しています。上の接続確認や手動コピーは、状態の確認と当面のデータ保護のための対応です。不具合そのものを直す操作ではありません。
詳しく知りたい人向け:対象の更新と症状
Microsoftの更新情報には、9月19日付でこの既知の問題が追加されました。
| 確認項目 | 公式KBで案内されている内容 |
|---|---|
| 対象バージョン | Windows 11 24H2/25H2 |
| 対象の更新 | 2026年9月8日配信のKB5124008 |
| 影響する機能 | ファイル履歴によるファイルのバックアップ |
| 発生範囲 | 更新をインストールした一部の環境 |
この更新を入れたすべてのPCで発生する、という案内ではありません。また、Windowsのバックアップ機能すべてが使えなくなると確認されたわけでもありません。
Microsoftによると、影響を受けた環境では次のような症状が発生する場合があります。
- ファイル履歴で新しいバックアップを作成・更新できない
- 正常な保存先が接続されていても「ドライブを再接続してください」と表示される
- 前回のバックアップ日時が更新されない
- 保存済みのファイルに「以前のバージョンがありません」と表示される
- イベント ビューアーに
FileHistory.exe関連のクラッシュが記録される
エラー表示だけでなく、新しいバックアップが作られていない場合がある点に注意してください。一方、「以前のバージョンがありません」という表示だけで、保存済みのデータが消えたと判断することもできません。
2026年9月21日に確認した公式KBの既知の問題欄では、Microsoftは今後のWindows更新での解決に取り組んでいると案内しています。 最新の状況は公式KBの案内を確認してください。
今回の問題だけを理由に、セキュリティ更新プログラムをすぐアンインストールすることはおすすめしません。まずは必要なデータを別途保護しながら、公式の更新情報を確認しましょう。
バックアップ方法についての補足
ファイル履歴は、個人ファイルの過去の状態を残すための機能で、PC全体を丸ごと復旧する機能とは異なります。詳しい仕組みはMicrosoftのファイル履歴の解説で確認できます。
再接続後に「今すぐ実行」で手動バックアップを開始する操作は、Microsoftの一般的な確認手順でも案内されています。

